「震災ADRシンポジウム 仙台から熊本へ」を、熊本大学で開催

「震災ADRシンポジウム 仙台から熊本へ」

◆ 日時:2016年8月27日(土)午後3時00分~午後6時00分

◆ 場所:熊本大学 工学部百周年記念館(熊本大学黒髪南キャンパス)

◆ プログラム

□ 基調講演
「仙台弁護士会 震災ADRのスピリット」

斉藤睦男弁護士(仙台弁護士会)

□ 実演
「申立サポート弁護士の実演」

竹内 豊弁護士(仙台弁護士会)

斉藤睦男弁護士(仙台弁護士会)

□ パネルディスカッション

パネリスト

斉藤睦男弁護士(仙台弁護士会)

阿部弘樹弁護士(仙台弁護士会)

坂本秀德弁護士(熊本県弁護士会)

松村尚美弁護士(熊本県弁護士会)

石原明子准教授(熊本大学)

秋田壮児審議員(熊本県消費生活課)

司会

入江秀晃准教授(九州大学)

 

◆ 主催 熊本大学 大学院社会文化科学研究科 交渉紛争解決・組織経営専門職コース

紛争解決学・合意形成学の拠点研究

法学部

熊本県弁護士会

 

◆ 概要

熊本大学からは、社文研研究科長の伊藤洋典教授、法学部長の深町公信教授、日弁連ADRセンター委員長山崎司平弁護士、熊本県弁護士会会長・吉田賢一弁護士らもかけつけ、震災ADRの利用可能性を探るシンポジウムが開催されました。約100名の来場がありました。  基調講演では、仙台弁護士会の斉藤睦男弁護士から仙台での震災ADRでどのような問題をどのように解決しようとしたか、また、被災者の声をすくっていくためにどのような工夫をしたかについて語られました。被災者間のトラブルとして、テナント店舗が大家さんから出ていってほしいと言われたといった問題や、上階からの漏水での損害について調整するといった問題、さらには、コンビニで働いていた娘が洪水でさらわれた状況を、やはり洪水に流されたコンビニ経営者の遺族と話し合った事例などが紹介されました。  パネルディスカッションでは、熊本の法律相談への取り組み、消費生活相談の実態、始まったばかりの熊本での震災ADRの取り組み事例などが紹介され、また、フロアからも活発な質問やコメントが出されました。

 

リンク:

熊本日日新聞 2016/8/28 震災トラブル「当事者目線で」仙台弁護士会が事例報告

http://this.kiji.is/142446206080024577?c=92619697908483575

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