実務研修・実務情報交換会(大阪)
1.日 時 : 2015年2月6日(金) 午後2時~5時(終了後,懇親会)
2.会 場 : 大阪弁護士会館 1205号室(12階)[懇親会:1401号室(14階)]
大阪市北区西天満1丁目12番5号
3.概要:
第1部 実務研修
「ADRの運営について――調停実務の経験から」
【講 師】弁護士・前大阪地方裁判所長 吉野 孝義 氏
<講師からのメッセージ>
私は,長年,裁判官として民事裁判に携わり,退官後は民事調停委員をしています。また,行 政型ADRと呼ばれる機関に出向して仕事をしたこともあります。今回,民間ADR機関に関係 しておられる皆さんに対して講演する機会をいただいたことを非常に嬉しく思っています。 ADRといっても,すべての機関を一括りにはできないと思われますし,それぞれのADR機 関での悩みには,多種多様のものがあろうかと思います。他方で,それぞれの現場で問題とされ ていることには,多くの場面でなにがしかの共通点が存在しているのではないかとも推測してい ます。 今回は,これまでの私の経験を基にして,ADRの運営等に関するいくつかの論点について, 日頃から考えていることの一端をお話したいと考えています。私の話が,皆さんの今後のお仕事 に少しでもお役に立てば幸いに思います。
<講師のプロフィール>
昭和50 年 大阪地方裁判所判事補任官,その後,書記官研修所教官,大阪国税不服審判所所長, 京都地方裁判所所長,大阪地方裁判所所長などを歴任し,平成24 年退官。 現在,弁護士(大阪弁護士会),大阪大学大学院高等司法研究科客員教授。
第2部 実務情報交換会
・相談機関とADR機関の連携に関する日本ADR協会の取組みについて 佐藤 昌之(当協会ADR調査企画委員・特定非営利活動法人ITS Japan 理事)
・日本ADR協会の最近の取組みについて 山田 文(当協会理事・京都大学教授)
<意見交換>