第2部 シンポジウム「受付業務の改善を目指して」

紛争当事者のADR機関へのアクセスは、まずは相談や苦情の申立てで始まります。もっとも、当事者からの最初の相談内容は多様であり、ADR利用方法に関する手続相談のみならず、紛争の内容に関する実体相談を含むことも多いようです。また、苦情を申し立てるにあたっても、内容が未整理であったり、強い感情の吐露がなされたりして、受付担当者が対応に悩むことも少なくないと言われています。

他方、紛争当事者にとって、相談・苦情の段階はいわばADR機関の顔であり、その印象はその後の手続利用にも大きな影響を与えると推測されます。また、適確な受付業務がなされれば、事件進行の迅速化、事件管理の効率化も期待できましょう。

このような受付業務の重要性と難しさは、ADR機関において広く共通する問題ですが、従来、機関間では、問題事例の紹介や業務改善策の検討などは、ほとんどなされてきませんでした。そこで、本シンポジウムでは、民間型ADRおよび公設事務所における受付・相談業務の実情やノウハウについて経験豊かなご担当者に報告いただくとともに、面談の実務・理論に造詣の深い研究者にも貴重な示唆をいただき、また、受付業務のあり方やスキルの向上、研修方法等についても情報を交換する場を設けて、受付業務の改善に資することを企画しました。

日 時 2012年7月6日(金)15:15~18:00

会 場 公益社団法人商事法務研究会会議室

東京都中央区日本橋茅場町3-9-10 茅場町ブロードスクエア2階

プログラム

【挨拶】

道垣内正人(当協会代表理事、早稲田大学教授・弁護士)

【趣旨説明】

入江秀晃(当協会ADR調査企画委員会委員、九州大学准教授)

資料:民間ADRの受付業務の改善を目指して

【報告】

①    「家事事件の受付について」千田成利様(家庭問題情報センター〔FPIC〕)

資料1:家事調停事件の受付について

資料2:大阪ファミリー相談室 調停事件統計表

資料3:大阪ファミリー相談室 調停手続図式

②    「FINMACの受付について」嘉山幸子様(証券・金融商品あっせん相談センター〔FINMAC〕)

資料:FINMACの受付について

③    「公設事務所における支援について」齊藤友嘉様(弁護士)

資料:都市型公設事務所の実情

④    「面談実務の改善について」原田杏子様(法務技官兼法務教官)

資料:面談実務の改善について

【コメント】

山田 文(当協会ADR調査企画委員会委員長、京都大学教授)

【会場からの質疑】

 

<懇親会>

・シンポジウム終了後(18:00~19:30)に開催いたします。

<申込み・参加費用等>

・本協会の正会員・賛助会員につきましては、それぞれの口数につき1名無料で参加頂けます。

・正会員・賛助会員でない方は、第1部、第2部を通じて3,000円、懇親会まで参加の場合は1名分につき5,000円のお支払いをお願いします。

※本協会未加入の皆様におかれましては、この機会にあわせて正会員・賛助会員になられることを御検討いただけますようお願い申し上げます。

<申込先>

一般財団法人日本ADR協会事務局

東京都中央区日本橋茅場町3-9-10 茅場町ブロードスクエア2階

公益社団法人商事法務研究会 内

電話:03(5614)5637/FAX:03(5643)7186

E-mail sec@japan-adr.or.jp

 

 

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